「共立女子第二中学校高等学校 上映会」での高校3年生からのメッセージ
2026年1月26日、共立女子第二中学校高等学校において、進学が決定している高校3年生(121名)を対象に、上映会が行われました。生徒の皆様からの感想とともに、感想への御礼として、野澤和之監督および出演者の工藤慶一さんからのメッセージをご紹介いたします。

「新渡戸の夢」生徒さんの感想より
・新渡戸稲造が作り上げてきた学習基盤がこんなに長い年月を経ても続いている事の尊さに感動しました。
・何事も行動を起こさないことには始まらないですね。行動を起こす人を待つのではなく、自ら先導して行けるような人になりたいです。
・自分が今学べる環境にいることが当たり前ではないことを実感しました。また、私たちが通っているような学校とはまた少し違うところもあって面白いなと思いました。
・このようなドキュメンタリー映画は初めて見ました。新鮮で沢山の人々の意見や考え方を知る貴重な機会になったと思います。
・環境の違いで勉強に対する思いがこんなに違うのかと思うと自分たちも学ぶことが当たり前であることに感謝しなければと思いました。
・学ぶのに年なんて関係なく、いつからでも人は学ぶことができるんだなと感じました。
・何かを成し遂げるには短すぎると言われている人生でも、多くの人に影響を与えた新渡戸の凄さが身に染みた。教育が後世に与える影響に感動した。
・「学問より実行」という言葉の意味が初めはよく理解ができませんでしたが、映画を通してそれぞれのかたちで行動に移しているのだと思いました。そして、今の自分が当たり前に学べることに感謝をしなければと思いました。いくつになっても学べる環境があるということを初めて知りました。自分が大学で学ぶ意味について、考えてみようと思いました。
・小さい頃から幼稚園や小学校に通えてたことに改めて感謝しようと思った。勉強は嫌だけど学べるうちに学ぶことが大切だと思った
・初めは、校歌の意味や「学問より実行」という言葉の意味が分からなかったけど、映画を見ていく中で新渡戸稲造の強い気持ちを理解することができました。今も、夜間学校があることは知っていたけど、様々な世代の人々が通えるということは初めて知りました。これからも、そのような場所が増えていき、皆が平等に学べるようにしていく必要があると思いました。
・これまで勉強は大変だと思っていたがこの映画を見て、学べることに感謝するべきだと気付いた。また楽しく学んでいる方を見て、自分もこの先勉強を楽しんで出来るようにしたいと思った。
・新渡戸先生の「学ぶことは生きること」と言う教訓は、この映画に出てきた夜間中学校の生徒さん達を見て、その言葉通り学びを通して仲間達と生き生きしてる姿を見て素敵だなと思い私もこの教訓を胸に刻もうと思いました。(原文ママ)
・新渡戸稲造の作った学校がとても印象的で、歳をとった方たちが足し算を勉強するというシーンにビックリしましたが、とても胸を打たれました。
監督 野澤和之さん、工藤慶一さんからのメッセージ
共立女子第二中学校高等学校映画を見てくれた高校三年生の皆様へ 監督 野澤和之
皆さんの感想を読ませていただきました。ほとんどの人が、学ぶことの大切さを感じていただいたようで嬉しい限りです。
大学に行ってからも学問への取り組み方が変わってくると信じています。学ぶことは生きること! 大学での勉強は、これからどう生きていくか探るスタートですね。
どうか自分の大切な人生でaction 実行へ向かってください。映画鑑賞、ありがとうございました。
共立女子第二中学校高等学校 映画を見てくれた高校三年生の皆様へ
札幌遠友塾自主夜間中学 創設者 工藤慶一(出演者)
みなさまの感想を読ませていただきました。ありがとうございます。
嬉しかったのは「学問より実行」という言葉を真正面から捉えていただいたことです。
遠友塾の活動を立上げ、維持発展していく実践(=実行)は時に困難をきわめますが、報酬として人と人とのあたたかな関係が築かれ、共に生きていくことができるようになることです。
*北海道大学の正門を入ると、すぐ右手に楡の巨木が二本根をはっています。新渡戸夫妻がわずか七日間の生で世を去った子の遠益(トーマス)君を偲び植えたものです。夫妻のつくった学校は、遠友夜学校と命名され、その学校の精神は今も札幌の大地に根をおろしています。

(黒澤教諭とプロデューサーとの質疑)
主催された先生方より、「学ぶことの喜びやその本質的な意義を少しでも生徒たちが理解し、今後の学びに生かしていってほしいと願っています」とのコメントを頂きました。
共立女子第二中学校高等学校(https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/nichukou)