11月8日 北九州市立大学上映会イベント:福岡大学人文学部教授 添田祥史先生のご講演も行われました。(主催:県人権研究所外国人部会 場所:北九州市立大学)


2025年11月8日(土)、北九州市立大学にてドキュメンタリー映画「新渡戸の夢~学ぶことは生きる証~」の上映会が開催されました。主催は県人権研究所外国人部会で、近年、夜間中学に通う外国人が増えている現状を踏まえて企画されたものです。当日は、夜間中学の研究で知られる福岡大学人文学部教授・添田祥史先生によるご講演も行われ、58人の学生、学外の方が参加されました。


【視聴した学生の映画の感想】


・新渡戸稲造さんが英語に興味を持ち、東京の大学に行きたいと思った時に、親を説得してまで挑戦した行動力と自信がすごいと思いました。
自分もその行動力と自信を見習いたいと思いました。

・「世の人々のために学校を作りたい」という思いから、授業料無料・教材配布・先生はボランティアという学校を作ったことに感動しました。

・仕事が終わってから学ぶ多くの人々に驚きました。学びたくても機会がない人のために、こうした学校があることを初めて知り、ありがたい存在だと感じました。

・新渡戸稲造が語った「学問より実行」という言葉は、「百聞は一見にしかず」に通じると思いました。多くの人に影響を与え、お札になるほどの人物であることに納得しました。

・教える人の職業や世代がさまざまで、必ずしも先生ではないことに驚きました。
何歳になっても学ぶ姿勢を忘れない人々を見て、自分もそうありたいと思いました

・クラーク博士で有名な札幌農学校が、農家育成のためだけに作られたわけではないと知り、驚きました。

・遠友夜学校は無料で、幅広い年齢・職業・境遇の人々が通っていたことから、新渡戸稲造の信念と慈悲深さを感じました。

・若いころから「世の人々のために学校を設立したい」という強い思いを持ち、それを実現した実行力に感銘を受けました。「学問より実行」という言葉がまさに新渡戸稲造を象徴していると思いました。

・映画の中で、実際に国会に声を上げて行動する姿も、その信念を体現していると感じました。

・貧しい人々や大学を目指す人のために夜間学校を設立した行動が素晴らしいと思いました。その思いが今も受け継がれ、成人のための学びの場があることに感動しました。

・ご年配の方々が通い続ける姿を見て、学ぶ意欲の大切さを実感しました。私自身、「学問をすることも実行である」と感じ、失敗を恐れずに挑戦しようと思いました。

・大学生の間に、人と積極的に関わりコミュニケーション能力を高め、研究室で課題解決能力を磨きたいです。人生の証の一部として、学び、実行していきます。


<スタッフの皆さん>

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