8月2日 札幌上映会に100名超が来場(主催:道民カレッジ 会場:札幌カデル2.7)~札幌遠友塾 35周年、おめでとうございます~


8月2日(土)、道民カレッジ主催、北海道に夜間中学をつくる会・札幌遠友塾自主夜間中学の共催により、『新渡戸の夢』上映会が札幌カデル2.7で開催され、満席となる100名を超える皆さまにご来場いただきました。

当日は、札幌遠友塾代表・黒澤晴一さんによるお話もあり、大変興味深く拝聴いたしました。今回は、その黒澤先生の発表資料、遠友塾35周年記念特別展の様子、そして公立・自主の“二刀流教師”として知られる藤田真人さんからのコメントをご紹介いたします。




札幌遠友塾35周年記念


「札幌遠友塾」は、今年で開校35周年を迎えました。カデル2.7の9階では、それを記念する特設展示が行われ、多くの来場者の関心を集めました。創立者・工藤慶一さんは、新渡戸稲造の愛した言葉「Haste not, Rest not(急がず、休まず)」の精神を大切に、学校運営に尽力されました。弱い立場の人々に寄り添い、実践を重んじたその姿勢からは、「学問より実行」という新渡戸の言葉が思い起こされます。


自主・公立 二刀流教師 藤田 真人先生からのコメント(札幌市立星友館中学校時間講師・札幌遠友塾自主夜間中学スタッフ)


私が夜間中学校の存在を知ったのは、山田洋次監督の『学校』という映画を見てからでした。以来、夜間中学校で教壇に立つことを夢見てきましたが、3年前、北海道で初となる公立夜間中学校が札幌に開校され、思い切って長年生まれ育った帯広市から札幌市に転居しました。はじめは札幌遠友塾自主夜間中学でスタッフとして夜間中学に関わり、約1年半前から札幌市立星友館中学校に時間講師として勤務しています。

自主夜間中学、そして公立夜間中学の両方に携わり言えることは、何と言っても受講生さん、あるいは生徒さんの目の輝き、学びたいという意欲が、どちらからもひしひしと伝わってくることです。40年近い教員生活の中でも、今ほど共に学び合う場に立てていることを大きな喜びとして感じたことはありません。

『新渡戸の夢』を見たのは2回目になりますが、新渡戸稲造が抱いていた“夢”のほんの一端を、私も今手伝わせてもらっているのかなと考えると、「もっと受講生さんや生徒さんのために頑張らなければ」という気持ちにさせられます。

 “新渡戸の夢”をもっと大きく実現できるよう、「自主」「公立」の“二刀流”で、北海道、そして全国の夜間中学のために尽力していきたいと考えています。

札幌遠友塾自主夜間中学ホームページ

https://www.enyujuku.com/index.shtml

札幌市立星友館中学校ホームページ

https://www.city.sapporo.jp/kyoiku/top/yachyu/yachyu.html

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